「カレー」ってこんな美味しかったのね。
はい、タイトルの通り、久々にカレーを食べたらすごく美味しく感じた。
という内容です。
前回の日記で、夏バテしておりました。
で、自分の夏バテ対処法として、
食欲あんまり無いなりに「いまはコレが食べたい」というものをピンポイントで食べてみるとちょっと気分が良い。という話だったわけですが、
それが、翌日は「どうしてもカレー」という気持ちに駆り立てられたのでした。
もうひとつの夏バテ対処法として
「好きな本を読みながらできる限りゴロゴロする」を実践中でしたので、
この日は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の上巻を読み終わり、ゴロゴロ生活を充実させるべく、ぜひとも下巻を借りに図書館へ行きたかったのです。
それで、まあまあ涼しかったこともあって、我ながら「そこはアクティブかよ」と思いつつ、自転車で15分くらいの図書館へ行きました。
その帰り道、「どうしても! 今日はカレーが! 食べたい!」と切実に感じました。
思えばこの3ヵ月あまりというもの、高カロリーないわゆる普通のカレーライスは1回もまともに食べていません。
もともと週2くらいカレーでも平気なくらい好きなのにです。
で、「今日だけは! しらたきをカレー味にしたやつとか! 大豆をカレー味にしたやつとか! ほんのちょっぴりとか! そーゆーことではなくて! ちゃんとしたカレーを食べる! しかも誰かが作ってくれたやつ!」
と鼻息荒く自転車をこぎ、「あそこしかない。」と寄ったのが「喫茶 蔵」というお店。
このお店は土浦市の町おこし対策の一環として、古い蔵を改造したものらしく、こぢんまりとしているけど天井が高くて、レトロで好きなのです。
お客さんは他に、テーブルいっぱいにパソコンと書類を広げて仕事をしている男の人と、
「自分たちの町内はまとまりがない。あんたんとこの町内は結束してていい。」みたいな感じの議論を繰り広げている3人のおばあさんのグループがいました。
カレーは4種類くらいあって、
「バターチキンのイエローカレー」とどっちにしようか迷ったけど、
「完熟トマトとタマネギのレッドカレー」(だったかな)にしました。
ほどよく小盛。ほどよくエスニック風味。
「本気のスパイシー料理を食べるとお腹を壊す」という悲しい老化現象(←言っちゃった)が見られるようになったので、このほどよさが非常に嬉しかったです。
いやあそれにしてもカレーって美味しいな…。
ダイエット用ご飯も、別に「まずい」と感じたことはないのです。
「しらたきにグリーンカレーをちょっとだけかけたやつ」とか、美味しいです。
けどやっぱり「苦肉の策だが、案外それなりに美味しい」という範囲内の美味しさだったのだな、と痛感しました。
相変わらずの夏バテ中でしたが、しみじみカレーが美味しいと思えて幸せでした。